賃貸について解説していきます
和室のある賃貸アパートについて
賃貸アパートを借りるのに和室はありえないと考える人もいますが、ほんとにそうでしょうか。
確かに、イメージからいえば賃貸アパートは洋室がぴったりですが、しかし、和室を入れたアパートもたくさんあって、しかもそうした物件にはメリットがあると感じている人もいます。
例えば、洋室にはない和室の特徴について考えてみてください。
一つは、畳特有の癒し効果のある臭いがあります。
畳の臭いは一種独特で、その香りは心に落ち着きを与えてくれるだけでなく、布団を敷いて横たわれば安眠も促してくれます。
特に日本人は古くから畳のある部屋で生活してきたので、その感覚や遺伝子が抜け切れず、畳がないと落ち着かないという人もいます。
また、畳は何も敷かなくても腰を下ろしたり寝転がったりできるので、わざわざソファやクッションを買ったりする必要もありません。
夜寝るときは布団を敷きますが、畳の場合、布団を敷かずに寝ても十分眠ることができます。
賃貸アパートを選ぶときは、こうした和室のメリットを考えてから物件を決めるのも悪くないでしょう。
老後になっても賃貸アパートに住むのか
賃貸アパートは家賃が安いと言うメリットがあります。
そのために働いている時よりも収入が減る老後に、住みやすい賃貸と言えます。
ただし、老後になると体の衰えが始まります。
例えば、2階の部屋を借りたら階段の昇降に苦労するかもしれません。
また賃貸アパートはバリアフリーになっていない所が多いので、日常の生活で不自由を感じることもあるでしょう。
健康の状態が良いときは、賃貸アパートに住み続けることは可能です。
その場合はできるだけ交通の便の良い物件を選ぶようにしましょう。
交通の便の良いところだったら、病院や買い物に行く時に便利です。
それまでやや交通の便の悪いマンションに暮らしていたら、交通の便の良いところに移るのが良い方法です。
賃貸アパートの家賃は安いので、介護施設に入る費用を貯めることが可能です。
介護施設に入る費用は最低でも100万円程度かかります。
そのための費用を貯金するための賃貸として、アパートは一番向いています。